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北欧住宅にも多く採用されているツーバイフォー工法

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住広ホーム インターデコハウス秋田 ファイナンシャルプランナー 宅地建物取引士 畠山雄大

住広ホーム株式会社(インターデコハウス秋田)
取締役統括部長 畠山 雄大(はたけやま たけひろ)

宅地建物取引士
ファイナンシャルプランナー
住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーの目線で住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。
いつでもご相談いただければと思います。


こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。

住宅を建てる上で、依頼先がどのような工法を採用しているのかは気になる点ですよね。日本で最も多く採用されているのが在来工法(木造軸組工法)です。そして北欧で多く採用されているのがツーバイフォー工法(枠組壁工法)です。

それぞれの工法について、特徴やメリット・デメリットを見ていきたいと思います。

日本で多い在来工法(木造軸組工法)

木造軸組工法は高温多湿な日本の風土に合わせて考えられた工法で、古くから根強く受け継がれてきました。おそらく、日本で最も多く採用されている工法と言えるでしょう。昔から使われている長年の実績がある工法なので、伝統工法と呼ばれることもあります。

名前の通り、柱と梁で木造の軸を組んで建物の躯体を構成した「線」による構造になります。基礎の上に作った土台に柱を立てて、水平材の梁をまわし、筋交いで補強をしています。

在来工法イメージ.jpg

施工においては、すべて大工さんの手作業によるため、大工さんや現場の職人さんの腕次第で施工精度に大きな差が出ると言われていました。

しかし最近では、工場で木材を加工するプレカットが主流となってきたり、接合部にも金物が使われるようになり、昔ほど出来上がりに差は出なくなってきたようです。

在来工法(木造軸組工法)のメリット・デメリットとは?

在来工法(木造軸組工法)のメリット

①間取りの自由度が高い

設計する際、柱や梁を設ける位置に制約が少なく、自由に間取りを考えることができます。設計の段階で、壁を移動させたり取り除いたりといった変更も行いやすいです。 また、大きな開口も設けやすいです。

②増改築、リフォームに適している

①で書いたように間取りの変更がしやすく、壁を取り払ったり、部屋を増築したりする場合にもほとんど制約を受けません。将来の家族構成の変化などに対応しやすい工法です。

③施工できる業者が多い

木造住宅を手掛ける建設会社のほとんどで対応が可能なので、選べる業者が多く、信頼できる会社を探すことができます。

④日本の風土に適している

夏には軒やひさしで日光を遮り、冬は太陽が低くなるため、室内まで光が行き届きます。通気性に優れており、湿気がこもらないので内部の腐食などが発生しにくくなっています。

⑤真壁造りができる

真壁造りとは、和風建築に使われている伝統的な壁工法の一つです。柱や梁を表に露出させて、塗り壁などで壁を作ります。木のあたたかみや香り、質感など木本来の良さを味わえます。真壁造りにすることで、調湿効果や構造部分のメンテナンスのしやすさなども期待できます。

在来工法(木造軸組工法)のデメリット

①工期が長い

家一軒を建てるのに平均的な工期は、5~7か月程度です。これはツーバイフォー工法に比べて長くデメリットになります。

②耐震性能

接合金物を大きくしたり、パネルと組み合わせて剛性を増すことで、ツーバイフォー工法と比べても遜色はなくなってきていますが、耐震性ではやや劣っています。

③見積価格

ツーバイフォー工法に比べ、見積価格で大工の手間料が増えてしまいます。

北欧で多いツーバイフォー工法(木造枠組壁工法)

ツーバイフォー工法は、北米の厳しい自然環境に適合するために確立された工法で、アメリカやカナダなどでは、8割以上の木造住宅がこの工法で建てられているほど一般的です。

最初に床を作り、そこに壁板部分を組み立てて作ることから、「プラットフォーム工法」とも呼ばれています。

2インチ×4インチの角材と構造用合板パネルを組み合わせて造りあげる工法で、日本では、枠組壁工法と呼ばれています。

「柱」や「梁」で建物を支える軸組工法と違い、床・壁・屋根を構成して建物を支える6面体構造になっているため、非常に強度が強く、耐震性に優れているのが特徴です。

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ツーバイフォー以外にも角材の太さによってツーバイシックス(2インチ×6インチ)やツーバイエイト(2インチ×8インチ)など全6種類の角材を使い分けて施工します。 ※1インチは約2.54センチメートル

ツーバイフォー工法(木造枠組壁工法)のメリット・デメリットとは?

ツーバイフォー工法(木造枠組壁工法)のメリット

①優れた耐震性

構造上、6面体の壁で建物を支える造りになっており、水平荷重や垂直荷重を壁全体で受け止めることができるため、耐震性に優れています。

在来工法と比べ、1.5~2倍程度の耐震性があると言われています。地震や台風に強く、その性能の高さは阪神大震災でほとんど被害がなかったことからも裏付けられています。

②高気密、高断熱と防火性

部材相互の密接度が高く、防火性と断熱性を高めています。そのため、建物内部の空調管理がしやすく、少ないエネルギーで快適に過ごすことができるので、省エネに優れています。

壁構造という特性から密閉性・気密性が高いので、火災が発生しても延焼しにくく耐火性にも優れています。

③工期が短い

工法がマニュアル化されているので工期が約4か月と短く、完成が早いです。在来工法で同じ規模の建築をした場合に比べ、約1~2か月ほど工期が短くなります。

④安定した品質

家づくりに使われる角材の規格、釘の大きさや打ち込む間隔まで細かく決められ、システム化・マニュアル化されているので、高度な技術は不要。

大工さんや職人さんの技術や経験によって仕上がりが左右されることはなく、施工精度にムラが出にくいのは大きなメリットです。

木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)のデメリット

①湿気に弱い

パネルで面が構成されているため、在来工法などに比べて湿気への耐性が低いです。木材に湿気が多く含まれてしまうとシロアリによる浸食やカビの発生、腐食につながる恐れがあります。そのため、定期的な点検やメンテナンスが必要です。

②間取りの変更が難しい

ツーバイフォーは壁全体で建物を支える構造となっているため、耐震性や強度を保つために重要な壁に手を加えることができない場合が多いです。

開口部も制限されており、将来、壁に大きな変更のともなうリフォームや増築などは難しく、適していない工法と言えます。

③木を露出させたデザインを施すのが難しい

④対応できる住宅会社、工務店が少ない

メリットで「安定した品質」と書きましたが、これは設計・施工におけるさまざまな基準に沿ってマニュアル通りに忠実に行うことが前提です。

ツーバイフォー工法独自の基準というものがあるので、在来工法での施工実績が豊富であるからと言って、ツーバイフォー工法にも対応できるとは限りません。

まとめ

インターデコハウスは輸入住宅なので、海外の伝統的建築様式に基づいた建築思想やデザインをベースに、日本の環境に合わせた住みやすさや時流に合ったトレンドを考慮した住宅づくりをしています。

工法も厳しい環境の中で確立した北米のプラットフォーム工法を採用することで高い性能の住宅を作っています。

北欧デザインのおしゃれな家も快適で安心できる性能がベースにあってこそですね。見た目の良さだけではなく、そうしたスペックについてもお客様の目線で見極めてください。

秋田市八橋にある事務所には併設した住宅展示場があります。 外観は北欧デザインの輸入住宅で来場されるお客様からはご好評をいただいております。

是非一度、八橋展示場にも遊びに来てください。

展示場のご予約はこちらから

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