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北欧住宅でサウナをつくる際のポイントとは

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住広ホーム インターデコハウス秋田 ファイナンシャルプランナー 宅地建物取引士 畠山雄大

住広ホーム株式会社(インターデコハウス秋田)
取締役統括部長 畠山 雄大(はたけやま たけひろ)

宅地建物取引士
ファイナンシャルプランナー
住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーの目線で住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。
いつでもご相談いただければと思います。


こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。

北欧の文化の一つに「サウナ」があるというのはご存知の方も多いと思います。フィンランドが発祥の地と言われており、その歴史は2000年以上にもなるそうです。日本でも使われている「サウナ(sauna)」という言葉は、実はフィンランド語なんです。

日本でもサウナ愛好家を「サウナ―」と呼んだり、サウナと水風呂を繰り返すことで体内の血流循環が活発になり、身体も心もリフレッシュした状態を表現する「整う」という言葉が広まったりと、近年若い人を中心にサウナブームが起こっています。

今回はそんなサウナについて少し掘り下げてみたいと思います。

サウナの起源は北欧だった?

サウナはフィンランドに伝わる熱気浴のことを言い、熱した石の上に少量の水をかけ、発生した蒸気で身体を温めます。温度は約60~100度に設定されています。

日本に伝わってきたのは1963年頃のことですが、北欧での歴史はそれよりももっと古く、現在の基礎となるサウナの起源はフィンランドのガレリア地方で2000年以上も前と言われています。

その昔、太陽の恩恵の少ない環境下におかれていたフィンランドのフィン族が、厳しい寒さと激しい肉体労働による疲労回復のために考え出した自然健康法がサウナなのだそうです。

重労働が必要とされる厳しい土地であったことや燃料となる森林が豊富にあったことなどの条件が揃っていたことでフィンランドのサウナは現在に至るまで発展してきたのでしょう。

3種類のサウナ様式

【スモークサウナ】

サウナの原型は「スモークサウナ」と呼ばれるもので、フィンランドでは「キング・オブ・サウナ」として称えられています。

(出典:https://metos.co.jp/features/saunaonvalmis/index10.html

写真のようにスモークサウナの小屋には煙突がありませんので、サウナストーンの載った石組みの釜で薪を燃やすと、煙が小屋の中に充満します。

7~8時間かけて何度も薪を追加し、サウナストーンを十分に熱したところで、滞留した煙を煙出しの小窓から出し切ります。火床の残り火や灰も外に出し、焼けたサウナストーンに水をかけます。

そして、大量に発生した蒸気の圧で新鮮な外気を取り入れ、しっかり換気ができたら入浴準備の完了です。

煙で黒く煤けた室内には燻された香ばしいにおいが広がり、心身ともにリラックスさせてくれます。さらに室内の殺菌効果も高いので清潔で衛生的でもあります。

しっかりと温められたサウナ室は、それ以上薪をくべなくても、その後かなり長い時間にわたって60~80度程の保温状態を維持します。熱すぎないので、じっくり座って時間をかけて体の芯まで温められるのもスモークサウナの魅力です。

昔は食物を燻したり貯蔵したり、麻の乾燥にも使われていたそうです。

【木材加熱式サウナ】

(出典:https://www.suomenmaa.fi

スモークサウナの利便性を向上して生まれたのが「木材加熱式サウナ」です。ストーブが金属製でコンパクトになっています。そして、煙突が付いているので煙を排出する手間がなくなり、準備にかかる時間が大きく短縮されました。

煙突に排気量調節機能を付ければ、ストーブの火力の強さを調節できるので、室内の温度調節も簡単になりますが、ない場合は自分で薪を足し、室内温度を確認しながら調整しなければなりません。設置作業は簡単で低コストに抑えられるそうです。

木の香りと薪が燃えるパチパチという音と匂いがリラックス効果を高めてくれます。

【電気加熱式サウナ】

1970年代から屋内に設置されるようになり、現在フィンランドで一番多いのがこのタイプです。自宅やアパート、スポーツ施設や職場、国会議事堂にまで設置されているそうです。

電気式になり入浴前の準備がボタン一つでできるようになりました。温度調整も簡単に好みの温度に設定できます。そして、木材加熱式の時とは違い、木材燃料を準備したり保管する必要がなくなりました。煙突がなく、火を起こすこともないので安全性が高いのも魅力です。

利便性や安全性と引き換えに、天然木やスモークの香り、薪をくべる音、神聖な場所とされる特別感のある雰囲気といった本来の良さは薄れていってしまいました。

北欧ではサウナが生活の一部に

北欧フィンランドでは日常的にサウナを楽しむ習慣が古くから根付いているほど大切な文化の一つとなっています。子どもでさえも生後数か月で初めてのサウナを経験するそうで、日本ではちょっと考えられないですよね。

昔からサウナは肉体的にも精神的にも浄化の場所であり、人生の節々の儀式では、新しく生まれ変わるための神聖な場所とされてきました。例えば、サウナで出産したり、結婚式前に身を清めたり、死者を清めるなどにも使用されていました。

フィンランドには人口約550万人に対して、約300万個ものサウナがあるのだそうです。私たち日本人にとってのお風呂と同じような位置づけで、毎日ではなくとも週に何度かは入浴しており、生活の一部となっています。伝統的に土曜日はサウナの日と決まっているそうです。

基本的には裸入浴ですが、公衆サウナでは日本の温泉と同じように男女別に分かれています。現在のように個々でサウナを所有していなかった頃には、公共サウナに集まりご近所付き合いを深めていました。

ビジネスの接待でも使われる「ホスピタリティの場」

「えっ?」と驚かれるかもしれませんが、実は北欧フィンランドでは商談や接待の場としてもサウナが使われています。大事なビジネス相手をサウナに招待することで、「心から歓迎されている」と受け取ってもらえるのです。

フィンランド人はシャイで内気だと言われていますが、「サウナは唯一、素面でも知らない人と気軽に話が出来るところ」と語る人もいるように、サウナの中ではすべての人が平等であり、知らない者同士でも自然と会話が生まれ、距離が近くなり、親睦が深まります。

なんとフィンランドの歴代の大統領もサウナを用いて外交を行ってきたのだそうです。リラックス効果のある場所で、共に無防備な裸でいますから、お互いに本音をさらけ出しやすく、商談などをよりポジティブな方向に導きやすいのでしょう。会議室で煮詰まるよりもずっと有益な話し合いができそうですね。

自宅にサウナをつくるメリットとは

北欧では自宅にサウナがあるのが当たり前のように普及していますが、日本で自宅にサウナがあるというご家庭はおそらく数えるほどではないでしょうか。それこそ富裕層で豪邸と言われるような家には設置されている方もいらっしゃるかもしれませんね。

では、自宅にサウナがあるとどのようなメリットがあるのでしょうか。

まずは施設に通わなくても好きな時に好きなだけ入れます。知らない人とでもコミュニケーションが取りやすいというのがサウナの魅力ではありますが、他者を気にせずに静かに一人の時間を過ごしたい方にとっては自宅サウナの方が魅力的に感じられるかもしれません。

自宅への行き来する時間や施設利用料を省くことができます。サウナでリラックスしたら、そのまま自宅でくつろげるというのも大きなメリットです。

また、サウナには健康促進や疲労回復といった体にもたらす効果がいくつかありますので、そちらもご紹介していきましょう。

①冷え性の改善

→内臓が温まり、血液も温まり、その血液が末端まで行き届く

②疲労回復

→血流が良くなり、細胞に酸素や栄養が行き届く。乳酸などの老廃物の除去

③安眠効果

→副交感神経が優位に働き、リラックスした状態で眠りにつける。運動に似た適度な疲労感を得られる

④美肌効果

→汗をかいたり、蒸気に触れることで皮脂腺が活発化され、毛穴に詰まった老廃物が排出される

⑤心臓病のリスク軽減

→心筋梗塞や狭心症、軽度の認知症やアルツハイマーなどのリスクを軽減する

⑥前向き思考になる

→サウナの蒸気がマイナスイオンを含んでいるので、リラックス効果を得られる。うつ病の緩和にも効果あり

⑦肩こりや腰痛、むくみの軽減

→自律神経の調整力が高まり、体の不調を改善。全身の血行が良くなる

フィンランドサウナ浴の最近の研究では、サウナに30分入れば長期的な健康上のメリットが見込まれるのだそうです。

北欧住宅でサウナをつくる際のポイント

日本でも家庭用サウナを扱うメーカーがありますので、設置することは可能です。実際にインスタグラムなどに自宅サウナの写真をアップしている方もいらっしゃいます。

ですが、設置費用や維持費、メンテナンスなど実際に設置するとなると気になることもたくさん出てきますよね。

まず、サウナには「乾式サウナ」と「湿式サウナ」の2種類があります。「乾式サウナ」は温度80~100度、湿度が10%ほどで、健康ランドに設置されているものと言うとイメージしやすいでしょうか。

一方の「湿式サウナ」は温度60~80度、熱した石に水をかけて蒸気を発生させ、温度と湿度を調整します。湿度が高いのが特徴です。

例えば、この湿式サウナを設置する場合、おおよそ80~130万円台が相場となっているようです。商品によりますが、1人用、2人用、3人用、4-5人用と選べたり、ベンチレイアウトもストレート、L型、対座などから選べるようになっています。

メーカーや商品、サイズなどによって価格は変わりますので、まずはしっかりと情報収集して、どのようなものを希望するか考えることから始めましょう。

維持費については湿式サウナの場合、温度や湿度の調整を熱した石への水かけで行いますので節約できます。電気代は1時間あたり40~70円程度でしょうか。これはサウナの性能や電気の契約内容によって異なりますので、設置前に予め確認しておくと良いでしょう。

サウナで温まった後に水風呂やシャワーで汗を流すとなると、ガス代の節約にもなりそうです。

湿式サウナで注意することは、湿度が高いのでカビが生えやすい環境であるということです。体にタオルを巻いたり、ベンチにタオルを敷くなどして、直接汗がかからないようにすることで防カビ対策となります。

汗は時間が経つとカビになり、黒ずみの原因になります。使用後は水拭きをして、しっかり乾燥させることが大切です。

また、乾燥してしまうと木材にヒビが入ってしまう可能性があります。長期間使わないという時には、洗面器に水を張って置いておくなどしましょう。

まとめ

今回は、北欧文化の一つである「サウナ」の魅力と自宅に設置する際のポイントなどをお伝えしてきました。

サウナがフィンランド語というのをこの記事を読んで知ったかたも多いのではないでしょうか。長い歴史の中で変化をしながら、今もなお多くの人に愛されているほどの魅力がたくさんあるということも知っていただけたと思います。

自宅サウナの設置はハードルが高いかもしれませんが、自宅のお風呂でサウナ体験ができるようなグッズなども販売されています。ぜひ一度はサウナで「整う」体験をしてみてはいかがでしょう。きっとその感覚にハマってしまう人がいること間違いなしです!

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