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北欧フィンランドのデザイナーたち

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2019年は、日本とフィンランドが外交関係樹立100周年という記念すべき1年だということを知っていますか?住宅に限らず、昨今の日本では「北欧ブーム」が到来していますよね。

北欧というキーワードで代表的なキャラクターといえば「ムーミン」だと思いますが、2019年埼玉県飯能市に「ムーミンバレーパーク」が誕生しました。

また、可愛らしくシンプルな柄が特徴のファブリックブランド「marimekko(マリメッコ)」も有名ですよね。その他、北欧地域発の雑貨店が全国各地にオープンしています。

現在の私たちの暮らしの中に、「北欧」というキーワードはどこかに必ず入っているのではないでしょうか。今回は外交関係樹立100周年ということでフィンランドのデザイナーについてお伝えしていきます。

フィンランドデザインの特徴

「北欧テイストの輸入住宅のデザインとは」という記事では、私たちインターデコハウスがご提案している北欧住宅のデザインの特徴などに触れました。こちらの記事も併せてお読みください。

フィンランドでは自然を維持していくということを幼少時代から学びます。大自然と共に生きることやそこからエネルギーをもらうこと。

自然の中でゆったりと流れる時間は何よりも贅沢であり、そこで過ごす家族や仲間との時間はかけがえのないものです。

このような背景からシンプルで素朴な素材感で日常を満たしていくことがデザインにも現れていると言えます。

「自然色の木」「美しいライン(線)」「鮮やかな配色」「白と黒の調和」「長く使える」このようなキーワードからフィンランドのデザインは成り立っています。

さて、次からはフィンランドを代表する4名のデザイナーとその作品を紹介していきます。

アルヴァ・アアルト

私たちのように住宅会社で北欧デザインや輸入住宅を取り扱っていると必ずこの「アルヴァ・アアルト」の建築を一度は見てみたいと思います。

私たちインターデコハウス秋田のスタッフは一度研修で北欧を訪ねたことがあります。その際実際に、「アルヴァ・アアルトの自邸」などを見学させていただくことができました。

その際の内容をお伝えした記事もありますので併せてお読みください。

アルヴァ・アアルトは、建築としては初期の代表作である「トゥルン・サノマ新聞社」、結核患者の療養施設である「パイミオサナトリウム」、「ヴィープリ図書館」などを手がけました。

また、家具においても、パイミオサナトリウムでは「パイミオチェア」、ヴィープリ図書館では「スツール60」などの木の家具の名作を生み出しています。

フィンランドを代表する建築家として認められつつあったアアルトは、自国唯一最大の資源といってもいい木材をいかに有効に利用するか、という使命感をもって家具デザインにも取り組んでいたのでしょう。

建築家であるアアルトはフィンランドでは高く評価され、ユーロが導入される前の50マルカ紙幣にアアルトが登場していたこともあるようです。

パイミオチェア

背から座への美しい曲面が特徴ですが、そのフォルムはパイミオサナトリウムを利用する結核患者が楽な姿勢でいられることを最優先にデザインされています。

技術面においても、背と座が一体となった成形合板は椅子の歴史においても重要な意味をもっています。

スツール60

フィンランドバーチの無垢材にスリットを入れて櫛状にし、その間に薄い板を挟み、接着、曲げ加工を行い乾燥させたあと、やすりで表面を仕上げた「Lレッグ」と呼ばれる技法は木の温かみや手触りが伝わり、加工法、量産法、堅牢性に優れています。

シンプルなデザインの中に高度な技術が隠されている作品です。

エリエル・サーリネン

1873年フィンランドの南東部に位置するランタサルミに生まれ、ヘルシンキ大学でファインアートを、ヘルシンキポリテクニックで建築を学びました。

1900年パリ博のフィンランドパヴィリオンやフィンランド国立博物館など国を代表する建築物を作った建築家です。また、ヘルシンキの顔ともいえるヘルシンキ中央駅を設計しました。

カイ・フランク

1911年フィンランドのヴィープリ(現ロシア領)に生まれました。こちらの写真の食器は見たことがある方が多いのではないでしょうか。

iittala(イッタラ)のTeema(ティーマ)という食器です。1945年からアラビアのデザイナーとなり、1946年〜1950年までイッタラでデザインをしていました。

生涯を通じて民主主義的なデザイン思想を貫いた彼は今もなお「フィンランドデザインの良心」として称賛されています。

タピオ・ウィルッカラ

1915年フィンランド南端の街であるハンコ生まれで元々は彫刻を学んでいましたが、グラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートし次第に立体デザインへと移行しました。

1947年イッタラ主催のガラス器コンペで最優秀賞を受賞(同年、前述のカイ・フランクも最優秀賞を受賞)フリーとしてイッタラのガラスデザインを行うようになりました。

インターデコハウスとフィンランドデザイン

こちらの写真を見てください。こちらはインターデコハウスのルオントモデルハウスで撮影した写真です。先程紹介したアラビアやティーマといった食器が色鮮やかな料理を引き立ててくれますよね。

このようにFika(カフェタイム)にもアラビアの食器が。デザインがシンプルで長年愛用できるということや、北欧テイストのインテリアデザインをコーディネートする際には、上記で紹介したデザイナーたちの作品が本当に合うんです。

そして、北欧デザインというのは私たち日本人の言葉でいうと「侘び寂び」があり、どこかしら馴染みがあるデザインなのかもしれません。

まとめ

このように北欧フィンランドのデザイナーたちの作品は、日本への北欧デザインの文化にも大きく影響を与えていることがわかります。

北欧の雑貨が販売されているショップにいくと、必ず見る作品も多くありますよね。2019年は、日本とフィンランドが外交関係樹立100周年という節目の1年です。

今回ご紹介した北欧フィンランドのデザイナーたちの作品のように、よく目にする北欧デザインの作品のデザイナーやそのルーツなどをたどってみるのも面白いかもしれませんね。

私たちインターデコハウスでは、北欧家具やインテリアが合う住宅も提案しています。また、家具から考える間取りの提案なども行うことができますので、住宅に関するご質問等がございましたら気軽にご連絡いただければと思います。

秋田市八橋にある事務所には併設した住宅展示場があります。外観は北欧デザインの輸入住宅で来場されるお客様からはご好評をいただいております。

是非一度、八橋展示場にも遊びに来てください。

展示場のご予約はこちらから


北欧

北欧テイストの輸入住宅のデザインとは

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インターデコハウスでは南欧テイスト・北欧テイスト・北米テイストなどの輸入住宅商品を展開しています。中でも近年人気が高い住宅商品が「北欧テイストの輸入住宅」です。

「輸入住宅」といっても20年ほど前に流行した、アメリカンスタイルの輸入住宅とは違います。インターデコハウスが定義する輸入住宅とは「暮らし方」を輸入するイメージです。

本来の輸入住宅といえば、ツーバイ工法でインチモジュール・木材や設備機器など全てが輸入されたもので建築されていて、建物の大きさも30坪台後半から40数坪という大きなものが主流でした。

近年では、資材の高騰などだけではなく所得の変化なども伴い、あまり大きな家は好まれず30坪程度の住宅が主流となってきています。

また、本格的な輸入住宅というよりは、輸入テイストの入った住宅が人気なのではないでしょうか。

現在の私たちの「暮らし」の中で体感できる「輸入デザイン」が増えたことも上記の要因の一つかと言えます。今回の記事では「北欧テイストの輸入住宅」(以下、北欧住宅と呼びます)についてお伝えしていきます。

インターデコハウスが考える北欧住宅

私たちインターデコハウスがご提案している北欧住宅は「ルオント」と「ヘルミ」という商品が代表的な商品になります。

こちらの商品がルオント:商品紹介ページはこちら

こちらの商品がヘルミ:商品紹介ページはこちら

ルオントという商品は「自然とつながる、自然体で暮らす北欧スタイルの家。」というコンセプトで展開をしています。ルオントが誕生する前までは南欧のイメージが強かったインターデコハウスですが、今ではインターデコハウスの北欧住宅といえば「ルオント」という位置付けになっています。

北欧での森は、特別な存在。自分と対話する場所でもあり、また自然との付き合い方を学ぶ場所でもあります。

ゆっくり流れる時間の中で自分らしい生活を楽しむ北欧ライフスタイル。

明るい陽射しが窓やバルコニーから差し込み、オーガニックに囲まれるナチュラルライフ。あふれるほどの陽射しで包まれるリビングに家族の笑い声が響き渡る。

休日にはテラスで小物を作ったり、絵を描いたり。それぞれがゆったりと過ごす、自然と寄り添いながらの時間。ふとしたコーナーにもインスピレーションを吹きかけて。

素朴だけど温かい暮らしを提供するのがルオントです。

また、「ヘルミ」という商品はルオントの後継として誕生した商品です。主な違いは外観をルオントよりさらにシンプルにしている点です。

ルオント・ヘルミ共に、男性にも女性にも人気のあるデザインになっていることが特徴としてあげられます。さらに、私たちインターデコハウスが考える北欧住宅は、素材やインテリアによって大きく変化します。

白を基調として、グリーンや木の素材感、そしてライティング(照明)の使い方で、日本人が感じる「北欧」そして「おしゃれ」という雰囲気を演出することができます。

もちろん使っている建築資材や家具なども全体空間をコーディネートしていますが、どのようにインテリアを飾るかで北欧住宅のイメージは変わってきます。

北欧住宅のライフスタイルキーワード

現地の言葉から、ライフスタイルを紐解いてみましょう。

「永く住み継がれていく北欧住宅の魅力」というこちらの記事も併せて読んでみてください。

Lagom(ラーゴム)

ラーゴムとはスウェーデン語で『ちょうどいい』という意味です。北欧では自然を維持していくルールを小さいころから森の中で学びます。

大自然と共に生き、そこからエネルギーをもらう。自然の中でのんびり流れる時間は何ものにもかえがたい贅沢であることをよく知っています。また家族や仲間たちと共有できる時間こそかけがえのないモノ。

シンプルで素朴な喜びで日々を満たしていくありのままのライフスタイルです。

Mysig(ミューシグ)

心地よいという意味の『ミューシグ』。光が重要な存在。そしてそれはただ明るいのではなく心地よい柔らかな光でなければなりません。

その光が暖かな素材感と融合し、ぬくもりとして伝わっていきます。そして家の中でありながら自然を感じられる心地よい空間を作っていきます。

Fika(フィーカ)

北欧での生活にコーヒーはかかせないもの。コーヒーに人を誘う時『フィーカしない?』と声をかけます。

仕事でリフレッシュする時や会議中、家族との団らんのひとときや友人とおしゃべりしながら楽しんだりとあらゆるコミュニケーションの場でパンやケーキを添えながらフィーカの時間を過ごします。

それはリラックスしながら心地よい時間とともにあることを何より大切にしています。

北欧住宅のインテリアキーワード

続いては、インテリアについてキーワードから紐解いてみたいと思います。

「北欧住宅のデザインを考える上で必要な実用性・機能性」というこちらの記事も併せて読んでみてください。

Window(窓)

暗い冬でもできるだけ光を取り入れられるように北欧住宅には窓がたくさんあります。特にダイニングは家の中で最も日当たりの良い場所に配置します。大きな窓を設けて光の中で食事を楽しむのです。

外との境界を感じさせず、まるで外の景色とつながっているような空間となります。

Lighting(光)

長い冬、家で過ごす時間の長い北欧の人たちは灯りの使い方にとてもこだわります。間接照明やスタンドライト、キャンドルの火・・・と繊細な灯りをいくつも重ねて部屋を美しく見せ、居心地のよい空間を作り出します。

室内の壁にもガラスを使い、解放感を作り出すことで多くの光を感じることができるのです。

Fireplace(家族が集まる場所)

北欧では暖炉や薪ストーブは住まいの中心ともいえる存在です。暖炉は目にも暖かく、人が集まる場所となり、火を囲んで家族団らんのひとときを過ごします。

暖炉のデザインも北欧ならではのスタイリッシュなものも多く、コーヒーを飲んだり、読書をゆっくり楽しむ。お気に入りの家具を置いてリラックスできる場所になります。

Material(素材)

北欧では新築よりもあえて古い家を選んで暮らす人がたくさんいます。モノを大切にする背景にはもともと資源が豊かな国ではなかったことや、税金が高いことも関係していて、自然と倹約の意識が根付いているとも言われています。

何世代にも渡り使いこまれた床や壁など長い年月を経て味わいを増した家の良さがあります。古い家をリノベーションするのも北欧ではよくあること。自分のペースで手間を楽しみながら作業します。

ペイントして自分流に作り変えてしまうのも北欧流。古い家具や道具に新しい命を吹き込みながら北欧流シャビーシックを楽しみます。

Mono(お気に入りに囲まれる)

日本でも有名なフィンランドデザイン、イッタラやマリメッコなどは日本では比較的高価なものに感じますが、フィンランドなどの地域ではかなり身近な存在。

カラフルなカップやバックなど見ているだけでも楽しくなるようなデザイン。他にも小さな頃から親しみのある愛らしいデザインのモノたちに囲まれて過ごす毎日。小物もインテリアの一部。

あふれるような多くのモノを必要とはせず、気に入ったモノをずっと大切に使い続けます。

Wall Decoration(壁を飾って遊ぶ)

真っ白いキャンバスへまるで彩色するように壁にいくつものカラフルな本を並べたり、ブラックボードや写真、植物のデザインが入ったパネルなど飾り、壁を楽しく飾るのが北欧ルール。

一見無機質に見えるモノたちも、家のアクセントとして溶け込み、その中にいるとなぜか暖かさに包まれる空間になります。

Color(色合い)

光を反射して部屋を明るく見せるホワイト。壁や天井、床などもホワイトで塗ってまとめ、アクセントに自然を連想させるようなスカンジナビアンカラ―を取り入れコントラストを楽しみます。

暗く長く厳しい冬が続く北欧では、明るく楽しい森や湖に溶け込むようなカラーデザインが好まれたり、ブラックやグレーなどのモノトーンをアクセントで入れたりしインテリアを作り上げます。

Fabric(暖かさを演出する)

暖かさの演出には欠かせないファブリック。色も効果的に使い、季節感も大事にします。花や自然のモチーフにした柄のファブリックなど自然を感じさせるアイテムが多く、カラフルなファブリック使いで家の中に彩りを添えます。柔らかなファブリックの素材感からも心地よさ暖かさが伝わります。

まとめ

このように北欧テイストの輸入住宅デザインはライフスタイルやインテリア感性など自然との意識が重要になっています。

日本でも木で工芸品を作ったりなど自然と調和する考え方は日本の昔ながらの考えとどこかつながるものがあり、北欧を身近に感じることができるのではないでしょうか?

インターデコハウスだから提案できる北欧スタイル。システムやモノであふれる豊かさよりもずっと大切に住まう心を豊かにする暮らしを提案していきます。

インターデコハウスの北欧住宅であるルオントやヘルミに興味のある方はぜひお問い合わせください。北欧デザインの展示場もございますのでぜひ遊びに来てください。

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北欧住宅

北欧住宅のデザインを考える上で必要な実用性・機能性

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突然ですが、タイトルにも掲げた「住宅をデザインする」とは一体どういうことなのでしょうか。家づくりにおいては通常、デザインというよりも、「設計」という言葉のほうがイメージとしてはしっくりくるかもしれませんが、「デザイン」と「設計」はどう違うのでしょうか。

住宅のデザインについて、北欧住宅の特徴を用いながら考えてみたいと思います。

「デザイン」と「設計」の違いとは?

辞典で調べてみると「デザイン(design)」という言葉には[意匠][設計]という意味合いが含まれています。[意匠]とは美術工芸品・工業製品などの形・色・模様・配置などをさまざまに工夫すること。また、その結果できた装飾と書かれています。[設計]とは機械類の製作や建築・土木工事に際して、仕上がりの形や構造を図面などによって表すことと書かれています。

一般的なイメージとしては「デザイン」は装飾的な意が強く、「設計」は構造的な意が強いと思われますが、広義な「デザイン」という言葉の中に「設計」も含まれているということになるんですね。

つまり、家づくりにおける「デザイン」では構造はもちろんですが、住む人のライフスタイルや好み、見た目のおしゃれさや住んでからの機能性といったことまで幅広く考える必要があり、[意匠]と[設計]両方のバランスが大切ということです。

北欧デザイン住宅の特徴

これまでにも書いてきましたが、ここで改めて北欧デザイン住宅の特徴をまとめてみたいと思います。

【外観】

・自然になじみやすい色使いとシンプル&モダンなデザイン

・積雪対策の急勾配の大きな三角屋根

・太陽光を効率的に取り入れるための大きな窓

・ドーマー(屋根窓)

・天然の無垢材を多用

・一階と二階で素材や色をセンスよく使い分け

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【性能】

・高性能な高気密高断熱住宅

・外断熱

・二重窓や三層ガラスの窓

・計画換気システム

【インテリア】

・温かみのある自然素材とシンプルなデザイン

・白やモノトーン、ナチュラルカラーをベースにビビットでカラフルな色や柄をプラスして、空間にアクセントを効かせる

・花や葉っぱ、木などの有機的モチーフの柄デザインが多い

・世代に渡って受け継がれてきた愛着のある家具

・様々な場所で昼夜問わずに灯す癒しのキャンドル

・低めに吊るすペンダントライト

【間取り】

・ダイニングは日当たりの良い窓辺に配置

・キッチンは広く

・収納は組み込まずに家具で代用

・物をしまい込まずに飾って見せる収納

家で過ごす時間をいかに快適で心地よいものにするかということから、視覚的なおしゃれさだけでなく、機能性にもこだわった、このようなデザインが発展してきて、今や大人気の"北欧スタイル"というものが確立されてきたんですね。

雑貨・小物からインテリア、家具、住宅まで日本で今なお人気が高い「北欧デザイン」。 なぜこんなにも人気が集まっているのでしょうか。

日本人が北欧デザインを好む理由

日本には「わびさび(侘び寂び)」という独特の美意識を表現した言葉があります。「わびさび」とは、簡素の中にある落ち着いた寂しい感じ、質素で静かなものを指します。そうした美意識やもったいない精神を持つ日本人は比較的質素でシンプルな暮らしを好んできました。贅沢するより堅実な暮らしを、という考え方は北欧の人と通じるところがありますね。

また、職人の手仕事に価値を感じ、品質の良いものを長く使いたいというのも共通しています。自然素材をふんだんに使って、職人の手仕事によるぬくもりが感じられる北欧デザインは"木"との相性が抜群です。だから、北欧の家具は日本の木造住宅にも違和感なくなじみやすいんですね。

日本の文化が北欧のデザインに影響を与えたというのもよく聞きます。過度に主張しすぎず控えめでありながらも美しさが感じられるところや、日本の良さも取り入れられているであろうデザインに私たちは心地よさを感じているのかもしれません。

北欧デザインの魅力は見た目のおしゃれさや美しさだけではなく、長年に渡って使い続けることができる実用性や耐久性も兼ね備えていることです。それはもちろん住宅においても言えることで、上にあげた北欧住宅の特徴からも見てとれます。

北欧を代表する近代建築の巨匠、アルヴァ・アアルトにおいても「機能性と実用性、優れたデザイン、そして自然を愛すること」という理念を持ち続け、世界中から愛される名作を残してきました。

私たちが北欧デザインに魅力を感じ惹かれるのには、そうした住宅のデザインに求める「実用性」や「機能性」と、見た目の美しさのバランスがあってこそなのかもしれませんね。

おしゃれで高性能な家「インターデコハウス」

インターデコハウスには北欧から南仏、南欧といったヨーロッパデザインのおしゃれな商品ラインナップを取り揃えています。外観だけではなく、ライフスタイルに合わせた間取りやお好みのテイストに合わせたインテリアコーディネートが可能です。 O3A4230a.jpg

使用部材にもこだわっており、塗り壁やタイル、アイアン、無垢のフロアなどひとつひとつの素材が創り出す心地よい空間に魅了されるお客様が多数いらっしゃいます。玄関に入った途端に「家に一目惚れ」、「デコの家が忘れられない」、「建てるなら絶対にデコ」と言ってくださる方もいるほど。

ですが、インターデコハウスの魅力は見た目のかわいさだけではありません。高性能で経済的、まさに"実用性・機能性を伴ったデザインの住宅"として、安心してお住まいいただけます。

ツーバイフォー工法のベースである「プラットホームフレーム工法」を採用しています。床・壁・天井の6面で外力を分散して支えるため、軸組工法よりも強度が高く、地震や台風などにも強さを発揮します。

また、高い気密性を保つために「先張り工法」を取り入れています。これは1階と2階の間の外壁の内側に切れ目なく気密シートを張っています。

窓ガラスにはLow-Eコーティングが施されたペアガラス、フレームには熱伝導率が低い樹脂を採用。アルミに比べ、熱伝導率は1000分の1で、結露が生じにくくなっています。塩害に強く、劣化しにくいというメリットもあります。

インターデコハウスに使われている断熱材は万一火災が起こっても有毒ガスを発生しないエコ断熱材です。シックハウスの原因となるホルムアルデヒドも含まれていません。

住宅の性能の良さを判断する目安になるUA値(外皮平均熱貫流率)やC値(相当隙間面積)では次世代省エネルギー基準値よりも良い数値で、高気密高断熱のインターデコハウス。住んでからの光熱費が節約され、経済的にも優しい家です。また、メンテナンスフリーの屋根材や美観が長持ちする外壁の塗り壁材などお財布にやさしい部材を採用しています。

おしゃれな小物や雑貨がとても似合う家なので、好みのものを飾ってお気に入りに囲まれた空間で心地よい暮らしを叶えることができます。まさに北欧スタイルの暮らし方ですね。

まとめ

デザイン性と、機能・実用性とのバランスがとれた快適で心地よい空間を作り出している北欧住宅には、日本でそのような暮らしを叶えるために参考になる点が多く見られました。北欧住宅の特徴やデザイン、ライフスタイルまでを参考に開発されたのが「Luonto(ルオント)」です。そして、その人気を受けて第2弾でつくられたのが「Helmi(ヘルミ)」です。

どちらも北欧ライフに憧れる方におすすめの商品です。 詳しくは商品ラインナップをご覧ください。

北欧住宅

北欧住宅ならではの間取りの工夫

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家づくりを進める上でベースとなる間取りはとても大切です。必要な部屋数とそれぞれの広さや配置、ライフスタイルに合わせた効率のよい動線、家具の配置などを考えて暮らしやすい環境にしなければなりません。

家で過ごす時間を心地よく快適にすることを大切にしている北欧では、間取りにもいくつか特徴が見られます。日本での優先順位には機能性が比較的上位に上がってくると思いますが、北欧の人が家に求めることはそれよりももっと違うところにあります。では、最も優先度が高いのはどんなことでしょうか。

北欧住宅に見られる間取りの特徴

ダイニング

先ほどの答えですが、間取りを見れば一目瞭然です。ダイニングテーブルを日当たりのいい窓辺に配置することです。それは、たとえキッチンやリビングから離れたとしてもだそうです。

ダイニングは家族が揃って食事をする大切な場所、そして日照時間が短い北欧では太陽の光は貴重でできるだけたくさん吸収できるように窓を大きくするなどの工夫もされています。大切な場所を窓の外の景色や光を楽しめる位置に配置することが重要なんですね。

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その他には「キッチンが広い」「廊下をほとんど作らない」「収納は間取りに組み込まない」「個室は小さく、ベッドが主役」といった特徴が見られます。

キッチン

キッチンにおいては窓がなかったとしても、それより広さのほうが重要なのだそうです。キッチンの背面にはカップボードや食器棚はなく、ほとんどがロング吊戸を設置しており、それが食器棚の役割を果たしています。北欧の人にとってロング吊戸は容量が大きく、目の高さに棚板が見えますし、身長が高いので上部まで手が届き、食器の取り出しがスムーズです。食器棚をなくすことでキッチンを広く使えるようにしているんですね。

また、北欧のキッチンは食洗機とオーブンが組み込まれているので、見た目にもすっきりとしていてシンプルでスタイリッシュです。ゴミ箱もキッチン本体の引き出しの中に組み込まれています。外に24時間いつでも出せるゴミ置き場があるため、基本的には家の中にゴミをためる習慣がないそうです。生ゴミもコンポスト処理されているそうです。

※「コンポスト」生ゴミなどの有機物を微生物の働きによって分解して肥料を作ること。

個室(寝室や子ども部屋など)

基本的に個室はベッドがメインで、ベッドおよびベッド周りにこだわりが見られます。本を読んだり、くつろいだりするのは個室ではなく、リラックスできるリビングなどになります。

リビングに隣接する個室は子どもの遊び場として活用し、扉を開けっぱなしにしているお家が多いそうです。スウェーデンのおしゃれなお家では、子どものかわいいおもちゃをわざと外から見えるように置いておくそうです。

収納

日本ではクローゼットを間取りの中に組み込んで考えますが、北欧では固定した間取りとして組み込むことはしません。家具と同じような考え方で、室内のどこに設置するかというプランの仕方になります。収納を家具で代用することも多いようです。

収納が固定されていないため、家族構成や用途の変化に合わせて部屋の使い分けも変更がしやすくなります。さらに、内装の塗り替えや室内の模様替えもしやすいというメリットがあります。

北欧では物をしまい込むということをあまりせず、見えるように飾って収納します。リビングに本や雑貨を飾るだけでなく、キッチンにも食器やケトル、鍋などを並べています。普段使いの日用品さえもインテリアとして飾ってしまうのです。それなのにごちゃごちゃ散らかった印象はなく、おしゃれに見せてしまうのはやはり色使いや空間バランスのセンスの良さによるのかもしれませんね。

そのほかには、玄関を開けるとオープンな作りになっていることや、家事室が配置されているというのも多く見られます。

デンマークではリビングを広く取り、その中で目的別に合ったスペースを上手くレイアウトして使い分けているそうです。

例えば、ダイニングセットのある食事スペース。ソファのあるくつろぎスペース。そして、それらとは別にもうひとつテーブルとイスがセットで置いてあるスペースではお茶をしたり、子どもが宿題をするのに使ったりするのだそうです。

そんな北欧の家づくりの考え方やインテリア、ライフスタイルを参考にして開発されたのが、北欧スタイルの家『Luonto(ルオント)』です。次からはルオントの間取りについて、ご紹介します。

自然とのつながりが感じられる間取り

ルオントのモデルハウスで特長的なのが「ホールウェイ」と呼ばれる半分土間、半分廊下の空間です。左右どちらにも同じ大きさの大きな窓が設置されていて、玄関ポーチとウッドデッキの両方を見通すことができます。

太陽の光が射し込む開放的で明るい空間になっています。ホールウェイからは外の庭のグリーンを見ることができるので、ここにもグリーンを置くことで、より自然とのつながりを感じられます。 照明は間接照明にすると、日が落ちたときにやわらかな灯りに包まれます。

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家族でゆったりとくつろぐスペースとして設けたのが「ラウンジ」。ダイニングキッチンとはホールウェイでつながっており、程よい距離感をもって独立しています。天井は低くし、あえて角に、目線の高さの低い位置までペンダントライトを下げ、心地よく感じられるくつろぎ空間を演出しています。

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同じ空間に本棚がおしゃれな書斎スペースもあります。ラウンジでは、本を読んだり、音楽を聴いたり、家族で同じ空間にいながら、それぞれが好きなように過ごせる。そんなくつろぎの場所になっています。

ラウンジとダイニングキッチンはホールウェイだけでなく、ウッドデッキでもつながっています。ラウンジ、ホールウェイ、ダイニングキッチンに囲まれるような形で配置され、ラウンジとダイニングキッチンを行き来できるようになっています。

天気が良い日はウッドデッキに出て、BBQしたりお茶したりと多目的に活用できて楽しみが広がります。青空の下でハンモックに揺られるのも気持ちよさそうですね。

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窓に囲まれて明るい陽射しが射し込むダイニングキッチンはキッチンとダイニングテーブルの高さを合わせました。キッチンに立つママとダイニングにいる家族の目線の高さを同じくらいにすることで会話が弾み楽しい食卓を囲めるように配慮しました。料理が運びやすいのもうれしいですね。

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キッチンは広々しているので、夫婦並んでお料理したり、子どもたちがお手伝いに来ても邪魔にならずに一緒に作業できます。ママの笑顔がたくさん増えそうです。

ダイニングキッチンの照明も北欧らしく高さを下げてペンダントライトを設置。ほんのり温かい灯りに包まれて家族だんらんの食事時間を叶えます。

まとめ

いかがでしたか。間取りだけでも北欧ならではの特徴が見てとれますね。そして、そんな特徴をおさえて作られた「Luonto(ルオント)」。上に書いたどのスペースにいても落ち着けて、心がほっと休まるような、そんなお家です。

ご興味を持たれた方はカタログをご用意していますので、お気軽にお問合せくださいね。

このほか、Helmi(ヘルミ)という北欧デザインの家もあります。詳しくは商品ラインナップをご覧になってください。

北欧 北欧住宅

永く住み継がれていく北欧住宅の魅力

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北欧の住宅寿命はとても長く、平均75年と言われています。100年、200年以上前に建てられた家の多くも今なお住み継がれています。北欧の冬の厳しい環境において、快適に過ごすために必要不可欠な家。

長く愛され続けるには、構造、気密・断熱性、自然素材、エコ、デザインといった要素のバランスがとれていることがとても重要になります。それぞれのポイントをおさえながら、北欧住宅の魅力を探ってみたいと思います。

日本の住宅との違い

冒頭で書いたように、メンテナンスをして永く住み継いでいく北欧。それに対して日本の住宅寿命は20~30年。同じ家なのに、なぜここまで違いがあるのでしょうか。北欧と日本では家に対する考え方がそもそも違います。

第二次世界大戦後、復興を目指す日本は産業を再生させて国民の所得を上げ、各個人で家を購入してもらうという政策をとりました。結果、安価で大量生産できる施工しやすい建材を使い、数多くの家が建てられました。

この建材というのが、新素材や新製法を用いて、従来のものと同じ見た目や機能で作られた人工建材のことで、こうした建材で建てられた家はメンテナンスがしにくく、建てた後は劣化していきます。 当時の家は性能にあまりこだわらない家が多く、住み継ぐよりも建て替えることが多かったようです。

そういった昔からの「建て替え」意識が今も根付いているため、日本では古い家よりも新築の方が価値が高いと考える傾向にあります。

一方、北欧で使われるのは質の高い天然素材です。豊かな森林を守るために計画的に伐採されたクオリティの高い木材が使われています。素材へのこだわりが強いため、人工物はできるだけ使いません。本物の素材だからこそ得られる経年変化や風合いを大切にし、自分たちでメンテナンスを繰り返し、愛着を持って親から子へと代々住み継いでいきます。

そのようにして長く使い続けられる家は、年月を重ねるごとに赴きが増し、品質の良い家と評価され価値が高まります。新築の時よりも高値で売買されるような物件も多く存在するのです。

もう一つ、家に掛けるお金の価値観も日本とは違うようです。マイホームを住み継いでいくことで、自分たちの子どもや孫たちは家に掛かるお金を趣味など別のことに使えるようになるという考えから、"家にあまりお金を掛けたくない"という価値観を持っている方が多いようです。

北欧住宅の特徴

自然と調和する外観

北欧住宅の特徴として挙げられるのは、シンプルでモダンな外観。積雪量が多いため、急勾配の大きな三角屋根、太陽の光を室内に効率的に取り入れるための大きな窓。白く縁取られたドーマー(屋根窓)も北欧ではよく見られます。素材はもちろん、天然の無垢材が多く使われています。家具と同様にシンプル&ナチュラルといった印象を受けるものが多いようです。 15432328d752e7c1f934767b5acdafdf_s.jpg

外壁の素材としては、一階部分を重厚感のある木材、二階部分は縦張りのサイディングと素材を使い分けたり、色も一階がブラウンなら二階はホワイトにしてツートンカラーにするなどデザイン性の高いものになっていて、センスの良さが感じられます。外観にはホワイト、ブラウン、ブルーといった自然になじみやすい色や、すっきりとした印象のモダンなカラーが好まれているようです。 _18C0284.JPG

こうしたデザインは永く住み継ぐために普遍的であることが必要不可欠です。建てた当時の流行りに合わせた奇抜なデザインなどでは、その時におしゃれで洗練されたデザインであっても、時間の経過とともに廃りが生じてしまうことがあります。また、そういったデザインですと人によって好き嫌いがはっきりしやすいので、万人受けするようなシンプルなデザインがいいのかもしれませんね。

厳しい冬でもエコで快適な住空間

北欧住宅は、厳しい冬を快適に過ごすために非常に高性能な高気密高断熱住宅です。冬だけでなく、夏も外気の熱風を取り込みにくく快適に過ごせます。

デンマークでは、外壁に断熱材を施工する外断熱が基本です。外断熱により気密性が大幅に向上し、冷気と高熱から守ってくれます。室内にも調湿機能と断熱性能に優れた天然素材がふんだんに使われていますが、北欧では内側も断熱して、室内で他より低い温度となる部分を作らないように設計しているそうです。

窓には二重窓や三層ガラスの窓が採用されています。ガラスに挟まれた空気層によって室内の温度が効率良く保たれます。冬には結露対策にも有効です。

断熱性や気密性に加え、換気も大切です。計画換気システムを設置し、外部から取り入れた新鮮な空気と汚染空気を効率よく循環させ、カビやダニの発生を防いだり、ハウスダストなどのアレルギーも抑えています。スウェーデンでは日本よりもずっと早くに24時間換気システムが義務化されていたようです。

デンマークでは、1980年代に起こったオイルショック以降、建物の断熱性を上げ、窓の性能も大きく向上しました。建築基準法も年々厳しくなり、今では各家にも家電のようにエネルギーラベルが表示されているほどだそうです。

まとめ

北欧では、豊かな自然環境を維持するための省エネルギーに対する意識が高く、それが家づくりにも強く影響しています。その上で自分たちが快適に過ごすための工夫もしっかり施されています。

短期間で建て替えて大量の建築廃材を出すよりも、最初から長持ちする品質の良い家を建てて、経年美を楽しみながら愛着を持って永く住むことのほうが何よりもエコですね。

当社にはデザインや性能で評価の高い北欧の住宅をお手本に私たち日本の環境や暮らしやすさに合わせて開発した北欧スタイルの家Luonto(ルオント)Helmi(ヘルミ)があります。

「Luonto(ルオント)」はホワイト×ブルーグレーのツートンカラーが目を引くスタイリッシュな外観です。モデルプランではたくさんの光を取り込む大きな窓を設けたホールウェイやセカンドリビングとして活用できる広いウッドデッキが特徴です。素材にもこだわり。ヴィンテージ加工を施した無垢のフロアやホワイト塗装したブリックなどが使われています。(オプション含む) LNT-N-31A.jpg

「Helmi(ヘルミ)」はまっしろのシンプルな外観ですが、一階と二階部分で使用部材を変えていたり、玄関部分の壁にアクセントカラーを入れるなど細かいディテールにこだわっています。木のぬくもり感じるナチュラルテイストの室内に北欧カラーやモダンなデザインの家具や照明、ファブリックを合わせれば北欧スタイルの完成です。 HLM_N_外観.jpg

どちらも商品ラインナップでご紹介しています。 ぜひご覧になってみてください。